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出家的人生のすすめ

社会的価値観から外れて生きるためのガイドブック。


2,500年前にブッダが作って、今も続いている南方上座部仏教での出家者の生き方を参考に、
一般の社会的価値観とは異なる視点で生きる方法が書かれています。

著者が僧侶と同様に出家的に生きている人々として真っ先に挙げているのは、科学者です。
電気が発見された当時、それを研究していた科学者は何に役立つのか想像もできなかったそうです。
研究費を出してくれる政府の代表に、
「なんの役に立つか分かりませんが、将来の政治家の皆さんが税金を投入する事になるのは確実です。」
と説明したようです。

そういった意味で、科学者は今現在役に立たない自己の興味だけで研究を続けていて、
尚且つ、大学に所属していれば税金、企業の研究開発部門なら最終製品の儲け分から分けて頂いた、研究費を使って自分の興味だけに集中して生きる道を選んでいるので、
仏教の僧侶がお布施をもらって細々と生きていくのと同様であると述べています。

仏教の開祖ゴータマ・ブッダは一生涯仕事をせず、住む所も定めないまま、人生の苦しみを取り除く方法を研究し、弟子たちに伝えて一生を終えます。

仕事をしていないのだから、役に立っていない訳ではなく、2,500年経った今でも、人々の救いとなる手がかりとなっているので、出家的人生で生み出される何かは子孫繁栄のきっかけとなるので、それを補助する社会的仕組みは大切であるとのことです。

出家的生活をするにあたっては、
支援者に対して常に感謝と尊敬をする。
修練を怠らない。
情報を常に開示しておく。
常に謙虚であること。(自分は人と違うことを自慢しない)

など最低限のルールを守らなければならない事を教えてくれています。

オリンピック選手なども出家的人生を歩んでいるのかもしれません。

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